情報セキュリティ対策について
パソコンやインターネットは、わたしたちの生活を便利にしてくれる一方で、
サイバー攻撃やネット詐欺などの危険も常に伴っています。
情報セキュリティの基本的な対策について、チェックをしておきましょう。
① 脆弱性対策
パソコンやスマートフォンのOS、ソフトウェア、アプリなどは常に最新の状態を保ちましょう。
古い状態のままですと、セキュリティ上の弱点(脆弱性)が修正されず、とても危険です。
Windows Update の実行手順については、下記をご参照ください。

  • OSとは「オペレーティング・システム(Operating System)」の略で、システムを動かすための土台となる「基本ソフトウェア」のことです。 パソコンであれば Windows や macOS、スマートフォンであれば Android や iOS などが該当します。
② ウイルス対策
パソコンにはウイルス対策ソフトを導入しましょう。
ウイルスに感染すると、大事な情報やお金が盗まれてしまう可能性があります。
具体的なソフトウェアのご紹介については、こちらのページ をご覧ください。
③ パスワードの設定と管理
パスワードはできるだけ長く、複雑で、簡単に予測できないような文字列の組み合わせにしましょう。
また、パスワードが盗まれることのないように、きちんと管理をしてください。
近年では、メールや認証アプリを活用した2段階認証も広く導入されており、よりセキュリティを強固にすることもできます。

  • 桁数を多くすることで、パスワードの解読時間、すなわち安全性が大きく変わります。
    「アルファベット」+「数字」+「記号」の組み合わせの文字列の場合、
    8桁では2日で解読できてしまいますが、10桁ならば52年、12桁ならば40万年かかるとされています。
④ 定期的なバックアップの実施
システムの不具合やウイルス等によるデータの破損に備えて、定期的に外部記憶媒体(USBフラッシュメモリ等)にバックアップを取得しましょう。
販売管理ソフトのバックアップ手順については、こちらのページ をご参照ください。
⑤ ネット詐欺・マルウェアに注意
メールの中には、ウイルスを仕込んだファイルが添付されていたり、悪意あるサイトへ誘導するURLが記載されている場合などがあります。 少しでも不審を抱いたメールのファイルやURLは不用意にクリックしないようにしましょう。

また、Webサイトの閲覧中に、「ウイルスに感染している」「パソコンが壊れている」などの偽の警告が表示される場合があります。 その場合はすぐに画面を閉じ、当該Webサイトにアクセスしないようにしましょう。
⑥ SNS利用上の注意
SNSは世界中に情報を発信できる反面、意図せぬ被害を引き起こしてしまう危険性もあります。
SNSを利用する際には次のような点に注意をしましょう。
  • モラルや社会的規範を尊重する。
  • 秘匿情報の流出を行わない。
  • 著作権・肖像権に配慮する。
  • プライバシー情報の書き込みを控える。
  • アカウントの管理をしっかりと行う。